araC Pet Clinic(アラシーペットクリニック)
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(カーナビでは三島市新谷58-8で検索して下さい)
朝晩、少し冷え込むようになってきましたね。
涼しくなってくるこの時期になると、
「フィラリアの予防はまだやったほうが良いですか?」と質問されます。
フィラリアの感染は、フィラリアに感染している犬の血を蚊が吸血することで
犬の血液中にいるミクロフィラリアというフィラリアの子虫が蚊の体内に移動し
蚊の体内で感染可能な状態まで成長し、
再び、その蚊が犬を吸血することで成立します。
蚊の体内で、フィラリアの子虫が成長するには気温などある程度の条件が必要になります。
諸々の条件は、蚊の生息環境や犬の環境によって変わってきますが、
平均気温が14℃以上あるうちは子虫の発育が可能といわれています。
ということは、平均気温が14℃以上あるうちは感染のリスクがあるということになります。
静岡県ですと例年10月は平均気温が14℃を超えています。
だとすると、フィラリアの予防期間は、
感染可能な時期が終わってから1か月後まで になりますので
どんなに早くても、11月、安全策をとるのであれば12月の初旬頃までは
予防を続けた方が良いでしょう。
フィラリアは、一度感染してしまうと、治療に伴うリスクが高く、後遺症も残る可能性があります。
安心して健康で長生きするために、フィラリアの予防は最後まで続けましょう。